今日は私の妊娠から出産までの経験談を話そうと思います。
結婚してすぐの頃は子どもが欲しいと思っていたのですが、旦那さんと二人で過ごす生活も楽しかったですし、ずっと二人でもいいかなと思い半ば子供のことを諦めたころに妊娠が判りました。二人でもいいかなと思った反面、子どもが欲しいと思った時期もあったので妊娠が判ってとても嬉しく思いました。と同時に、出産に対しての恐怖も募りました。
私の周りでは出産を経験してる友人が何人かいたのですが、陣痛の話を聞いて私に耐えることができるのか?という不安を感じたからです。友人からは普段の生理痛が激しい人は耐えることができるから大丈夫、と言われました。私は冷や汗をかくほどの生理痛を経験したことがあります。でも、あの痛みが出産し終わるまでの間続くことを想像すると、無理だなと思いました。病院では陣痛の痛みを軽減させる対処法なども教えてはくれるのですが、果たしてそんなものにどれほどの効果があるのかとも思いました。男性でも腹痛に襲われてどうにもならないときもあると思いますが、そんなものは比べ物にならないとも言います。
「怖い、怖い」と出産の日を楽しみに待ちながらも、恐怖が消えることはありませんでした。しかし、結局は逆子でへその緒が首に二重も巻き付いていたことから、帝王切開となりました。陣痛を経験することがなかったのです。帝王切開だと、あっという間に子供もお腹から出てきます。私が子どもを産んだんだ、という実感はありませんでした。友人の中には、通常分娩から急きょ帝王切開となり、経験しなくてもいい陣痛を経験した人もいます。