我慢し過ぎた結果

妊娠八か月の頃に子どもが逆子になりました。大きなおなかだと逆子体操などもかなりのつらさなのですが、できる限りは頑張って、寝る向きなども医師から指導を受けたようにしていたのですが、結局出産まで逆子のままでした。しかしながら逆子に加えて首にへその緒が巻き付いていたということもあって、逆子が治っていても帝王切開での出産を選択していたかもしれません。

帝王切開で一番苦しかったのは何と言っても術後の痛みでした。私が入院した病院は術後の翌日から歩いてくださいという方針の病院で、もちろん、痛み止めなんかもくれません。起き上がるのも姿勢を変えるのもつらい中、一番つらかったのはトイレです。立つのがつらい、移動がつらい、そして、夜中のトイレが怖い、ということで、できるだけ我慢してトイレに行っていました。

その結果、退院後に軽い腹痛を感じるようになりました。何となく、ですが痛みを感じるのです。激痛とかいうわけではありません。その時の感覚が膀胱炎になった友人から聞いたものと似ていたので、膀胱炎かもしれないなと思いました。しかし、膀胱炎の検査をするのに痛いことをするのではないかという想像が先走り、これも痛みを数日我慢して耐え切れなくなってから病院に行きました。検査はごくごく簡単で尿検査のみで終わりました。予想通り膀胱炎だったのですが、もっと早くに受診すればよかったです。それからは、術後の痛みはあるもののトイレを我慢しないように気を付けました。